オペラとバレエ
今朝、サンクトベテルブルグ建都300年ガラコンサートをTVで見た。
メトロポリタンやウィーン国立歌劇場と比べて(もちろんそれらもTVで見たわけだが)、やっぱりロシアはバレエという事らしい。ガラコンサートながら、結構しっかりとバレエや、オペラのバレエシーンが充実してて、楽しめました。
しかしそれにしても、全部みるには時間がかかるというのもあるけれど、意外とオペラやバレエの内容って知らないなぁ、と改めて感じます。ダッタン人の踊り(ボロディン)なんて、中学校の頃から知ってる曲だけど、イーゴリ公のストーリーなんて全く知らずに来ている。字幕で”汗(ハン)の栄光を讃えよ、汗(ハン)を踊りで癒すのだ!”なんて歌詞がついてるのを見て、なるほどそういう曲なんだ、と今更ながら目から鱗が落ちる思い。サンサーンスの白鳥も、瀕死の白鳥 というタイトルになっているからネットで調べてみたら、バレエの世界では、サンサーンスの白鳥で、瀕死の白鳥を演じるのが有名になっているらしい。
クラッシックの世界って、ある意味聖書的なもので、社会の共通智であるような気がする。つまり、ケインとアベルと言えば、悲しい兄弟とくるし、ゴリアテと言えばダビデとくる、みたいな、イメージが既に出来上がっているものであって、わざわざ説明の必要がない事なのだ。その辺が文化圏の違う我々には中々敷居が高い所でもある。
ダッタン人の踊りは、クラリネットの快活なでも難しいパッセージがあって、中学や高校の吹奏楽の頃からよくさらってたが、単に指の練習で、裏にあるストーリーとか曲の意味を分からず今まで来てしまったなぁ、と改めて反省するわけです。ヨーロッパのように毎日オペラやバレエが聞ける、という環境では日本はないけれど、それでも曲がりなりにも西洋音楽をやっている者としては、オペラやバレエの世界にももっと足を踏み入れないといけないなぁと思った日でした。
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